久しぶりの投稿です。
真空管のEp-Ip曲線をパソコンで測定し自動で描く装置、原始的なものはかなり前に完成していたのですが、思いつくところあってソフトウエア(エクセルVBA)を改良したところかなり使い勝手のよいものになりました。
なるべく既存の装置を使って・・・・というこ とで、測定風景は下図。
くたびれた16A8の3結を測定しています。

過去記事 試験機のグリッド用負電源の製作 http://tezukuna.cocolog-nifty.com/blog/2016/01/post-36fe.html
で作ったものを利用します。
で、肝心のADコンバータの部分が

拙ブログ 甘酒づくり恒温槽 http://tezukuna.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/post-d11e.html
で使った方法でパソコンで電圧を読み込みます。

Vref=5V(読める最大電圧)の12ビットのADコンバータです。
12ビット:4095FS。0.1Vの分解能にすると409.5Vまで読み込むことができます。
実際には分圧抵抗を使って409.5Vのとき5V入力になるよう調整します。
電流検出抵抗は100Ωの3パラで33Ω。 としたので 151mAまで測定できます。
例えば、ch1=100V、ch2=3.3V と読めた時 Ipは100mA Epは96.7Vとなります。
エクセルのシートはこんな感じ。

まず管種により異なる最大プレート損失の値を入力します。次に記録を開始するセルにセルポインタを置きます。

「記録開始」のボタンを押すとADコンバータが動作をはじめ、プレート電圧、プレート電流を測定し始めます。じわりじわりとスライダックでB電圧をあげていきます。

測定したプレート電圧値が設定した値(20Vおき)を超えた時のプレート電流の値がセルに書き込まれます。同時にグラフ化されます。

さらに電圧を上げ、プレート損失が最大プレート損失の80%を超えると表示テキストボックスの背景が黄色くなります。

さらに、さらに電圧を上げ、プレート損失が100パーセントを上回ると背景が赤くなります。スライダックを戻し、記録終了のボタンを押します。

2行目の測定をします。バイアス値をセットし、記録開始セルにセルポインタをおいたら記録開始ボタンを押し、スライダックをあげていく。

この繰り返しでグラフが完成します。

今後の改良ポイント
1、Vref電圧の定電圧化。現在簡単にVref=電源電圧 としてありますので、電源電圧の変動がもろに誤差となっています。4096mVの定 電圧レギュレータICを導入したいところです。
2、スライダックで電圧を上げていき、目標値を超えた時の電流値を測定しています。したがって電流の値は真の値より若干多めに測れているはず。前後の測定値から補間して誤差を減らすことができるのですが、さてさてずくが出るか?
3、試験機は当初想定していた電圧よりもかなり高めの値まで使用しております。安全のため配線材を含め各部の耐圧など見直しが必要。できれば測定時間の短縮のため、新たに箱を新調、ADコンバータ基盤を内蔵させた使いやすいものに変えるのもよいかも。
byたろう
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