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2011年7月30日 (土)

木工作家 伴泰幸氏を悼む 最終回 ~スイングバイ~

実は前回で終了しようかと思っていたのですが、たろうが
「ここに書いたようなことは、伴さんも書いていた。」
と言うので、「四季のウッドクラフト」を読み返してみると、あとがきに次のような文がありました。

    
 探査衛星ボイジャーは,惑星探査を続けるため,接近した惑星の引力を利用して力を増し,スイングバイしながら次の惑星へ旅立つことを知って,われわれの周りにもそれに似た現象があることを感じました。

 私にとってのスイングバイ,それは動植物や季節の変化,素材との出会い,時には人であったりもします。
 それぞれが持っている力に引きつけられ,その力に助けられ誘発され,次へのステップを踏み出すのです。

 今回もさまざまな人やものから,何度もスイングバイさせてもらいながら力を得て本という形にすることが出来たのです。

 まず,私に住まうことを許し,テーマを与え力まで貸してくれた偉大なる自然に対し,深く感謝を捧げています。

  (中略)

 木の芽が膨らむころ,大地カットの撮影から始まり,作品製作と撮影と季節の進行と追いかけっこでした。
そして最終カットまで,どの撮影もテーブルセッティング,フラワーアレンジを一手に引き受けてくれた妻まり子に最も多くのスイングバイをさせてもらいました。
ともに創造の楽しさや厳しさを分かち合えたことに感謝しています。

 これを見てくださる方々に,自然に囲まれての創作生活の一端を感じて,ほんの少しでもスイングバイしていただければ,これほどうれしいことはありません。

                              1993年6月 八ヶ岳の工房にて

                             (伴泰幸 「四季のウッドクラフト」 山と渓谷社 1993年)



P7292281
息子こたろうは、なぜか、2週間ほど前から、物置の黒檀を引っ張り出してきてペーパーナイフ作りを始めました。
(伴さんのことが話題になる前のことです。)

「形がきまらない」とうんうん言いながら削っています。

これも「スイングバイ」なのでしょう。

「創造の楽しさや厳しさ」の精神を私たちも分かち合わせてもらい、さらに息子にも引き継がれています。

その上、「スイングバイ」の精神まで体感させていただいていたこと、やはり感謝の一言に尽きます。

 
                                      (by はなこ・たろう)

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