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2011年10月10日 (月)

アクリル画を描く 「りばあす」② 絵の具等について

今回の絵の制作過程をたどってみたいと思います。
まず、技法面から。

P1040302_2
これは、下塗りに、ざあっと全体のイメージを描いたところです。 

アクリル絵の具は、水溶性です。ここでは油絵の具のような使い方をしていますが、水で溶き水で洗い流すことができ、水彩絵の具のように早く乾きます。
乾くと耐水性になり、塗り重ねが容易です。

ちなみに、油絵の具は、水は一切使いません。
様々な種類の油を溶き油として使い(手軽なのは専用混合油ペインティングオイル)、筆を洗うのは石油です。
乾くのにも速乾性オイルを使っても1日、さらに厚塗りの場合、1週間くらいおかないといけない場合もあります。

はなこは、色が濁りやすい欠点があったので、いやでも下の色と混じらないアクリル絵の具は好都合だったのです。
そして子供が小さかったりすれば、準備片付けが楽なアクリル絵の具でなら家でも描くことができます。

P1040308_3
さて、今回は、下地として、ハードのモデリングペーストにシェルマチエールを混ぜて塗りました。

モデリングペーストは、硬いクリームのような盛り上げ材で下地のでこぼこ感を出します。

シェルマチエールは、砂みたいなもので、ざらざらした感じを出します。

これら、画面の地肌のことを、マチエールといいます。

P1040306_2
その上にバーントシェンナー(茶色)を塗りました。

白っぽい絵になると思われましたので、反対の暗い色を下地に塗ろうと思いましたが、あまり暗い色だと色が沈み過ぎ冷たい感じにもなるので、暖かみのある茶色にしました。

アップにしたところです。

はなこは、日本画の岩絵の具を盛り上げたようなマチエールや絵の具の乗り方が好きなので、このようにしてみました。
本来ならば、日本画を描くべきなのかもしれないので、代用品かもしれません。 

日本画家、千住博は「日本画の絵の具の美しさに魅入られてこの道に入った。」
と述べています。
本物の岩絵の具は、鉱物からできているので、極端に言えば、宝石の粒子で色を出しているようなものです。
憧れますが、これまで敷居が高くやったことがありません。

本物の絵の具といえば、そういうわけで高価だったり毒性があったりするので、安価な代替物での絵の具が多く出ています。
絵の具には色(原材料)によってランキングがあり、安い物から1~5くらいまであったかな。
学生時代は、1かせいぜい2まで。
代替物での絵の具には油絵の具では「チント」という言葉がついていました。
「コバルトブルーチント」というように。これは最安ランク。
初心者用のセットなどには、これが入っていました。
笑っちゃう話ですが、今回初めて本物の「コバルトブルー」を買ってみたんです。
ランク5!!
やっぱり違いました。
色の輝きが、透明感が違います。もっとも、コバルトブルーは透明色ではないんですが。
澄んだ青空のような感じを出すにはこれしかないって感じでした。

学生時代、中途半端な画学生でしたので、どうせ「チントと本物の違いなんて自分にはわからないし・・・」とも思っていました。
当時わかったかどうかはわかりませんが、今回はやっぱり本物は本物だと痛感しました。

それから、絵の具には透明色と不透明色、その中間もあります。
原材料の性質によるものなので、全ての色にそういう違いあるわけではありません。
初めて油絵の具に接した時、学童用絵の具のイメージでいたので、なぜ、赤や青にいろいろ種類があるのかと不思議に思ったものでした。
たとえば、チューブから出した時はほとんど同じに見える赤でも、塗ってみると透明色のものと不透明色の物とは効果が全く違ってきます。

なんて、いくら説明を聞いても実感がなければ、つまらない話です。
ついつい筆が進み過ぎました。
ここまで、読んでくださった方、お付き合いありがとうございました。
でも、次回も続きます。
                                        (by はなこ)

 

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