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真空管アンプ 1(6N6P PP 他)

2016年1月30日 (土)

アダプターを作って71Aの測定準備完了

バイアス用の負電源が準備できました。
あとは、UX4ピンをUS8ピンに挿すアダプターをつくれば、なんちゃって試験機で71Aを検査できます。

P1240057

こんな感じでつくりました。

最後に71A用のカードを作れば完成であります。
P1240061

これで古典管71Aの健康状態を把握できるようになりました。

                          (by たろう)

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2016年1月23日 (土)

試験機のグリッド用負電源をつくる。

なんちゃって試験機、調子よく稼働していますが最近困ることがひとつ。

P1030620

最近新たに仲間入りした真空管、71Aの試験ができないということなんです。

データシートを見ると、Ep180V、Eg-40.5VでIp20mAの値が載っていますが、
なんちゃって試験機のグリッド用電源は-27Vまでしか出せません。
データシートには低い電圧の値もありますが、やっぱり実際の動作に近い値で調べたいものです。

そこでずくを出して作りました。負電源ユニット。

P1230053

電流を必要としない簡単な回路なので、手持ちの部品だけでなんとか作れました。

転がっていたトランスを使い、倍電圧整流で電圧を稼ぎます。
ツェナ・ダイオードを使って安定化した-45Vと-10Vを作ってそこから分圧。
温度でのドリフトが若干ありますが、AC電源のドリフトの影響に比べれば実にわずか。
パネルメーターは秋月で扱っているものです。
                                     (by たろう)

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2013年9月 1日 (日)

6N6P全段作動アンプお嫁入り

ひょんな事から知人のY氏が真空管アンプに興味があることが分かり、製作の依頼を受けました。
好みの音楽ジャンルをたずねたところポピュラーやクラシックのピアノ曲とのことで、それなら6N6P全段作動がぴったりと製作しておりました。

Dsc_2082

デザインはいつもと変わりばえしないものですが、シャーシ加工や塗装はふだんよりも気合いを入れて丁寧に作りました(つもり)。

先日我が家にて鑑賞会を行いました。
彫刻家の奥様もいらっしゃり、木工作品も褒めて頂いたので、たろうはご機嫌であります。

もちろんアンプは気に入って頂きました。(ここまで来て嫌とは言えないとは思いますが・・・。)
無事たろう作アンプは芸術家ご一家にお嫁入りであります。

そう言えばはなこの友人のNさんもアンプ作りをしたいと言っているそうです。
マニアックな趣味といつもはなこに言われていますが、意外に興味をお持ちの方が多いようで嬉しいことであります。 
                                     (by たろう)

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2013年4月 3日 (水)

5687全段作動アンプ製作 6N6Pに換装、その後

ちょっと電圧が低かった6N6Pへ換装したアンプ。物は試しと電源回路をかまってみました。

P1100823_2

具体的にはMOS-FET近くにある分圧抵抗を56kΩ→20kΩに変更。
これにより+B電圧が高くなり、動作状況は下のグラフの通り。

6n6pepip2

プレート電圧160V、プレート電流19mA、損失3.0W(AC100V)となりました。
心配された残留ノイズは 両チャネルとも60μV以下と問題なし。
しばらくこれで使ってみようと思います。
                              (by たろう)

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2013年3月27日 (水)

6N6P全段差動パワーアップ -3-

+B電圧が高すぎということで、電源回路の手直し。
春日の7Z40WCDの1次巻き線は90V-100V-110Vとなっており、出力電圧調整の融通が利きます。
同時に電源回路の分圧抵抗をいじって電圧を落とすことでプレート損失を定格内に収めることができました。

6n6ppuepip

現在の動作状況は上のグラフの状態。177V、22mAで3.9W(AC102V)というところです。
概算最大出力は、(ロードラインが適切であるとして)
 0.022×0.022×8000/2=1.94W 
ということになります。

以下は負帰還をかけた時のデータ
         Lch   Rch
残留ノイズ 180μV、200μV
利得     4.5倍、 4.5倍
周波数特性 100kHzで-3~-4dB落ちくらい。

自分なりに作ってみて、このアンプのポイントは直結回路のセオリー通りいかに出力段グリッドの電圧を下げるかというところにありそうです。
あり物のツェナーダイオードを使ったので初段電源は30Vですが、さらに下げることができるでしょう。
カソードにつながるLM317の発熱が結構あります。
カソード電位を下げても良いのですが、プレート損失オーバーになることでしょう。
また電源をかまわなければなりません。

P1100818

動き始めたアンプ。このあと高圧が出ている端子には安全のため熱収縮チューブで帽子をかぶせました。

そして試聴。
パワーは十分です。利得が小さいため、どこまでパワーが出ているかが不安ですが。
大音量での歪み感を感じません。
高域から低域までよく鳴ります。
廉価なOPT-10P頑張っています。
出力を上げると低域が豊かな感じがしますが、見方を変えるとちょっと緩い感じもあります。このあたり好みの分かれるところと思います。
                                   (by たろう)

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2013年3月26日 (火)

6N6P全段差動パワーアップ -2-

ソケットをボードに取り付ける前に、ヒーターやプレートへの配線をすませてしまいます。
カソードやグリッドへの配線は立てラグを使って引き出してあります。

P1100809


P1100810

真空管ソケットを取り付けたところ。
ソケットは20mmのロングナットでブレッドボードに取り付けました。
強度的にも十分です。

P1100813

初段配線をすませて出力段の動作試験を行いました。

さて、今回のアンプの特徴は・・・。
・初段は木村哲氏の6N6P全段差動アンプ旧バージョンのままです。
 ドレイン負荷抵抗は16kΩになっており、負帰還の抵抗は560Ω:75Ωです。
・初段電源は手持ちの15Vツェナー2本で30Vとしました。
 これによりドレイン電圧がだいたい16Vくらいになります。
・負電源をつくる回路は抵抗ではなく整流ダイオード6本直列を使っています。
・カソードにつながる定電流回路も、抵抗ではなく、LM317で作りました。
 定電流を決める抵抗は56Ω//56Ωで28Ω。
 これにより44mAの定電流回路となり、出力段1ユニットあたり22mAが流れることになります。

実際に動作させてみると、予定よりも電源トランスの出力電圧が高めで、プレート損失オーバー。まずはこれに対応せねばなりません。
                                   (by たろう)

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2013年3月25日 (月)

6N6P全段差動パワーアップ -1-

どうせまだプレート損失に余裕があるのですから、もうちょっと出力を欲張ってみました。
手持ちのパーツを組み合わせて実験をしてみます。

先に分解した6N6P全段差動の初段基板も遊んでいます。選別した2SK30を使っていますから遊ばせておくのももったいない。

実験モードと言うことで、ブレッドボードで組み立てます。

電源トランスは 春日の7Z40WCD。170V、95mAで使おうかと思っています。ヒーター巻き線がないので、別途ヒータートランスが必要になり、スペース的には大変不利です。

P1100804  
穴だらけのブレッドボード。これが5回目の実験です。

P1100805

はんだごてが入りにくい構造なので、配線をしながらパーツ類をとりつけて行きます。
出力トランスは手持ちのOPT-10P(8kΩ)

本日の作業はACの配線と、電源ユニットへの通電。
無事DCが出力されることを確認します。 
                                        (by たろう)

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2013年3月15日 (金)

5687全段作動アンプ製作 6N6Pに換装

(話は昨日の家族試聴会の記事続編であります。)

そして、とどめは・・・
はなこ「ええっsign02、これって、あの、絶賛したやつ壊しちゃったの!?」
たろう「そうだよ。パーツが同じだったからね。」
はなこ「なんで~、一番いいやつ変えなくてもいいでしょpout
たろう「(´・ω・`)ショボーン・・・わかりましたよ、6N6Pに戻します。。。」

Dsc_1964 6N6Pがささった全段作動アンプ

どうやら5687の音よりも6N6Pの方がずくなし家の好みのようであります。
そんなわけで出力管を6N6Pに変更。
それに伴い、初段電源のツェナーダイオードの電圧とカソード抵抗値の見直し。

なんか無駄なことをしていたようにも思えますが、前作は木村氏の設計した回路そのままを製作していましたが、今回はいろいろ定数をかまったり、自分なりにシミュレーションしたりと工夫をしてみました。
なんちゃって試験器で出力管のバイアスを測定して代入すると高い精度でシミュレートできました。
その中で、CRDの温度による定電流特性が結構大きく変化し、直結している出力管グリッドの電圧に影響することなど理解を深めることができたかと思います。
6N6Pの動作点も、アンプが暖まってCRDが熱的平衡に達したと思われる状態で最適化を試みてみました。(当然気温で変わるものではありますが)

現在の動作状況は次のグラフの通り。152V 19mAというところです。

6n6pepip

「絶賛した」6N6P全段差動よりも若干パワーアップしていますが、はなこは分かってくれるでしょうか。
                                   (by たろう)

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2013年3月14日 (木)

5687全段差動アンプ製作 はなことこたろうの評価

Dsc_1958 完成した5687全段作動アンプ


今晩は家族そろってアンプの試聴会。
たろう新作の5687全段差動アンプをはなことこたろうが言いたい放題言いまくります。

弦楽四重奏曲では
はなこ「まろやかだねえ。中高域が非常にまろやか。温厚な感じ。」
    「中音域が温かみのある音だね。」
こたろう「BGMに流しておくにはいいんじゃない。」
はなこ「安心感のある音だよ。」

ピアノ曲では
はなこ「温厚すぎてちょっともったりしているかな。ピアノの音の切れが弱い。」
    「疲れたときに聴くにはいいね。副交感優位になりそうな音だね。」
    「テンポがゆっくりに聞こえる。疲れたときに聴くと眠りを誘うかも。」

オルガン曲では
はなこ「もやっとした感じだね。」
こたろう「でも一つだけ突出してきこえる低音があるよ。」
・・・なかなかわかっている。ダンピング不足を指摘しているのか!?

声楽曲では
はなこ「いいんじゃない。まろやかな感じ。ソプラノがきんきんしないでいい。」
    「各パートの音が良くまとまって渾然一体となっているね。声楽なら聴ける!」

とのこと。

本当にわかっているんかいな。
ちょっといたずらして、はなこがよそ見している間に6AH4GT全段差動アンプにつなぎ替えてみたところ・・・。
「あれ、音、変わった?」
どうやら確かに違いが分かっているようであります。

独断と偏見に充ち満ちた評価でありますが、ご参考まで。

                                (by たろう)

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2013年3月13日 (水)

5687全段差動アンプ製作 -7-

さらに配線を進めて、完成。

Dsc_1946

さっそく音出しをしてみます。
第一印象は全段差動アンプらしい定位のしっかりした音像。ちょっと地味な音かな。
大きな音でなければまあまあ低域も聞こえてきて、なかなか良い感じであります。
外観は小さな5687から音が出ているのは不思議な感じ。

長時間使用しても電源トランスは生ぬるい程度。
シャーシの温度も気になりません。

5687のプレート損失3.1W(MAX3.75W)
概算出力 プレート電流20mA(動作点が適切であるとして)から1.6W 

残留ノイズ 90μV、90μV
利得     5.2倍、5.2倍
周波数特性は0.125W、100kHzで-4dB落ちくらい。
クロストークは10Hzから1kHzまで-85dBくらい。
1kHzあたりから徐々に悪くなり20kHzで-80dBくらいの値が測定されました。

これより長期稼働テストに入ります。
数週間聴き続けて、我が家の好みに合っているかどうか判断が下されます。
 
                            (by たろう)

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