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クラフト 楽器

2016年5月29日 (日)

てずくな流 カンカラ三線増産

過日のフリマでカンカラ三線が売れましたので、新たに2本製作しました。
(カンカラ三線についての詳しい記事はこちら

一度に複数個製作すると一つあたりの作業に要する時間が短くなり、効率的であります。
今回はちょっと良い木をということで、ミズメザクラの柾を使います。
堅くて丈夫な棹になることでしょう。

まずは、こばにギターペグの穴をあけます。穴の間隔は35mm。
ギターペグは一番安いものを使っています。

P5240478

つぎに弦が通るスリットを作ります。
大きな丸穴を連続して開け作業の効率化を図ります。

P5240479

内側に飛び出したバリは簡単にノミでならし、木工用やすりで仕上げます。
ギターペグを仮組みしてみます。

P5240482

収まりがいいようでしたら次のステップへ。
空き缶に差し込む部分をつくります。自作横切り盤で切込みをたくさん入れ、切りのこした部分を取り除くときれいになります。少々残っているバリはノミとやすりで整えます。

P5240484

本作品唯一の意匠のあるところ。いかにも角材という感じではお粗末なので、木口にアールをつけて表情を出します。

P5240485

これで加工は終了。面取りを施した後塗装をします。
塗装は汚れ止めのオスモのクリアーです。

P5240487

カンを加工し棹を差し込みます。
カンの角穴はルーター(ペン型のあれです)に切断砥石を取り付けて加工しています。
カンはペンキ塗りをするときにペンキを入れるペール缶の取っ手を取り除いたもの。
さらにギターペグも取り付けて木ねじで固定します。

P5240489

竹ひごを削って歌口をつけ、弦をはれば出来上がり。

P5240492

ミズメザクラの柾目に現れる杢がいい雰囲気を醸し出しています。
これで結構本格的な演奏ができるのです。

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2011年9月10日 (土)

カンカラ三線 缶換装

P1040212 カンカラ三線の缶を交換しました。

というのも、今までのお菓子の缶、底が薄すぎるせいでしょうか、音は大きいものの、2弦同時に音が出ているときのうねりの音と思われますが、低域での共振をしてしまい、ビリビリと妙な伴奏が入ってしまうのです。
音もなんとなく安っぽい。

そこら中にガムテープを貼ったりして、不要な共振を押さえようとしましたが、なかなかうまくいかず、結果として缶を取り替えることにしました。

いろいろ探し回って見つけたのが左の缶。
正体は、100円ショップで見つけたケーキの型。
(直径18cm、420円・・・100円ショップなのに・・・)
こいつは、なかなか肉厚の材料で、つくりもしっかりしています。
四角い穴をあけるときのヤスリでの切削も容易。

いままで使った3種類のなかでは、音量はやや小さいものの、低域から高域まで落ち着いた、たろう好みの音を出してくれています。


写真は歴代のカンカラたち。P1040215
左:ホームセンターで購入。ペンキを入れる缶
(持ち手つき、直径16.5cm)
音は、大きく、響きは、ややにぎやか。缶が深いところが残念。

中央:お菓子の缶。ガムテープでの補修が生々しい。音については前述。ついに使用をあきらめた。

右:今回装着したケーキ型カンカラ。


カンカラ三線は、カンカラを装着して鳴らしてみないと、どんな音がするのかわからない所があり、難しいところでもありますが、それがまた、おもしろいところでもあります。

                                   (by たろう)

2011年8月23日 (火)

カンカラ三線 バージョンアップ版製作 ④ ~完成!~

P8190259 主な加工が終了。ここで丁寧に素地調整を行います。
ペーパーは、空研ぎ320番。

このあと透明ウレタン塗料を布ですり込み仕上げます。



P8200262 完成した竿と加工前の角材。
左側の先端は、軽く丸みを帯びた形に角をとって表情をつけました。



P8200264 結構大変なのが、缶に穴をあける作業。
前回はヤスリでごりごりやりましたが、缶が薄いためなかなかうまく削れません。

今回は、けがき線上にいくつも小穴をあけて、内側に折り曲げて見ました。

特別な工具が無くてもかなり正確に折り曲げることができます。この方法はお薦めです。

P8210265 あとは、ギターペグをとりつけ、弦をはれば完成です。

歌口は竹串を切って削ったもの。
まだ、はさんであるだけで接着してありません。

現在、人差し指のかかる部分に正しく指をかけたとき、気持ちよくその音が出るか、試しているところ。

歌口を上下することで、まだ若干のポジション(勘所)の上下が可能です。

よし、ここ!! というところが決まったらしっかり接着します。

さて、なかなか上達しないのは前作の出来が今一歩だったといういい訳から出発した今回のプロジェクト。
たろうの腕前は今後どのような進歩を遂げるでしょうか。

              (by  たろう)


缶をつけかえました。記事はこちら

2011年8月22日 (月)

カンカラ三線 バージョンアップ版製作 ③

倣い加工を終えると竿のおおよその形が出来上がります。
次の作業は、ギターペグを取り付ける部分の加工になります。

P8190255 こば面に10mmの通し穴。
さらに12mmの穴を続けてあけることでスリットを作ります。
問題はこれらの穴を精度良く垂直にあけなければならないのですが・・・。
ボール盤ばあれば難しいことはないが、全ては手持ちのドライバードリルでの工作。
やはり治具の登場となります。
写真はダボを打つときの穴あけ治具と専用ドリルビット。これなら、面に対してビットの垂直を保つことができます。

P8190256捨て板の上で加工したり、側面からの3個の穴を先にあけ、次に連続した穴あけをしたりすることで、貫通時のバリを少なくすることができます。

写真はドリルでの加工を終えたところ。



P8190257 かるくヤスリで整えた後、ギターペグを差し込んで様子をみます。

問題なく組めるようだったら、ヤスリでスリットの中を仕上げます。

いよいよ次回は完成。



               (by たろう)

2011年8月21日 (日)

カンカラ三線 バージョンアップ版製作 ②

P8190254 さて、いよいよ今回の製作の眼目、トリマーを使った倣い加工で竿の細くなっている部分を削り出す作業です。

左の写真は今回使ったトリマーのビット2種。
左が倣い加工に用いるフラッシュトリマービット。



P8190250 たいへん見にくいが、材料にテンプレートを両面テープで貼り付けたところ。
テンプレートは3mm厚のアクリル板で製作。
テンプレート作りでかなりの時間が必要になるわけですが、根気よく取り組みます。
あせると必ず割れるのが、アクリル。
注意すべき点:アクリルカッターで切断するときは、仕上がり線を切ると、アクリルカッターにもアサリがあり仕上がりが小さくなってしまいます。
今回はアサリ1mmとして切断線を引きました。


P8190252手持ちのフラッシュトリマービットの刃の長さが15mm。20mmの板厚の材料は一度で切削できません。
それをクリアする具体的な方法は・・・・。
テンプレートを下面にして、ビットのコロがテンプレートにあたるようにトリマーのベース位置を調節する。
その状態で一度切削したのが左の写真。(こば面の様子)

上側に5mmほどの削り残した部分があります。

2回目、トリマーのベース位置を変更して、1回目削った部分に倣い、1回目の削り残しを削るとうまくいきます。


P8190253 2回目、削り終えたのが左の写真。

(テンプレートが見えやすいように、切削するときとは裏返しにおいてあります。)

こんな風に無事、倣い加工終了。

最後に、指があたる側(弦とは反対側)を、2分のボーズ面で面取りをします。(冒頭写真左側のビット)

製作はまだまだ 続く。 (by  たろう)

2011年8月20日 (土)

カンカラ三線 バージョンアップ版製作 ①

以前、たろうがカンカラ三線で遊んでることについて書きました。
その後も懲りずに練習に励んでいますが、なかなか上達しません。

「どうもカンカラ三線の缶の大きさがよくない。」とたろうは考えています。
缶の高さが14cmもあるため、メ○ボ気味のおなかと干渉していると思われるわけであります。

さらに、竿の形状についても、完成を目標に置いたため、難しい加工を避けるような設計にしてあります。
そのためギターペグが付けられる最小幅ということで33mmの太さがあります。
これはちょっとチル(弦)をおさえにくい。もっと細い竿にしたい。

この2点を改善したカンカラ三線を作れば、きっと上達するだろう、そんな希望的な野望を抱いてバージョンアップをすることにしました。

製作にあたり、浅くて直径のおおきな缶を探すことから始まります。
見つけたのが直径17cm、、深さ6.5cmのお菓子の入っていた缶。これはイイ。

せっかくだからルーターやトリマーを使った加工のスキルアップを目指して、竿もちょっと気合いを入れて作って行こうと決心。
テンプレートを作りならい加工に挑戦です。

以下、製作の様子を書き留めておきます。

P8190248 竿の材料は、真空管アンプの側板に使うナラの角材。
いよいよ在庫が少なくなり、今回は仕方なく白太部分を使用しました。
まず、ルーターテーブルでこばの平行を出しながら幅34mmに削ります。 
この寸法はギターペグの巻き取り部分の長さから決め出しました。


P8190249 次に缶にささる部分を細く削り出します。15mm×15mmで長さ20cm。
これは、缶の直径から寸法を決めました。この部分の加工は結構、めんどう。
ルーターテーブル、のみ、治具付き丸のこ(過去に詳述)などを駆使して作業します。
まあ、缶の中に隠れる部分。見えなくなる部分ではありますが、ていねいな作業を心がけます。

              (by たろう)

2011年8月 1日 (月)

カンカラ三線を楽しむ

カンカラ三線は、自作してモノになりやすい楽器。琉球三線の流れを汲む、由緒正しい楽器でもあります。

「カンカラ三線 自作」のキーワードでググるとたくさんの自作情報や材料入手先を得ることができます。
 
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自作に用いたのは塗装用のカン。ペンキをハケにつけるときの、太い針金の持ち手つきカンであります。(直径約16cm)
 
 
糸かけ、ウマ、チル(弦)は三線ショップの通販で取り寄せたもの。このあたりは本物を使っています。

P7242228_2 
たろうの音感ではなかなかチューニングが難しいので、少しでもハードルを低く・・・と、ジャンクギターのペグを使いました。
 
オクをみていると、結構安く入手できるようです。

P7242218
そして、少しでも一生懸命、末永く練習に取り組めるよう、竿はとっておきのミズメザクラの赤身のいいところを使い、自分なりに愛着の持てる作品にしました。
 
へたくそなりに、練習に励み、竿はいい感じにつやが出て、カンにはサビも・・・・・使い込んだ感じがでてきました。
 
が、腕の方はさっぱり上達しません。


 
 
 

                (by たろう)
 

その後、竿の形状にこだわり、第2号を製作しました。製作記事は こちら

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