71AをXE-20Sでならす(6) 完成・試聴 はなこが語る
シャーシができあがればこっちのもの。一気に配線をすませて完成。
中身は実にすっきりしたものであります。
というのも、電圧増幅段が半導体であるところが大きいです。
全部真空管にしようとすると、やれ初段用ヒーター巻線のあるトランスをもってこいだの、点火タイミングがどうのとか。考えることがたくさん。とてもたろうでは対応しきれません。
ぺるけさんの回路に感謝であります。
2つあるヒーター巻線の容量が異なっている点、電圧の差となって現れるわけですが、実際に測定してみると差は実にわずか。大きな電流を取り出していないのが幸いしていると思われます。
でも残念ながらヒーター電圧はちょっと高め。これはずくを出して対応しなければなりません。
音が出る状態になりましたので、さっそく試聴。
はなこが言いたい放題言いまくります。
ピアノの音が弦を伝わってゆくのがわかる。
弦が揺れている様子が見えるようだ。
余韻の響きをあますことなく拾い上げている感じがする。
響きが重層的。
余韻を拾い上げているから次の音と重なっていい感じ。
すごいね。この低音の響き。
いいね、低音。次に重なる音をしっかり支えている。
音に透明感があるね。
弦楽器にはすごく合う。管楽器には普通だけどね。 ・・・・ 云々。
というわけで、太い音のする71A、はなこには気に入ってもらえたようであります。
(by たろう)
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